メルセデスベンツSクラス改良新型の S560e

ダイムラーは、メルセデスベンツ乗用車の電動車両のラインナップの拡大に、100億ユーロ(約1兆3590億円)を投資すると発表した。

メルセデスベンツは2022年までに、全ラインナップに電動パワートレーン車を設定する目標を掲げている。合計で50種類以上の電動車両を用意する予定。そのために、メルセデスベンツはプラグインハイブリッド車(PHV)の開発と、48ボルトシステム(マイルドハイブリッド)の導入に力を入れている。

またダイムラーは、電動車両向けのバッテリーの世界規模での生産に、10億ユーロを投資する計画。現在、世界3大陸に5つのバッテリー工場を持つグローバルなバッテリーネットワークを形成。2018年内には、ドイツ・カーメンツに、第2バッテリー工場が完成する見通し。

ダイムラーのメルセデスベンツ生産&サプライチェーン担当、Markus Schafer取締役は、「バッテリーはeモビリティの重要な要素。バッテリーはEVの核心であり、自社工場でバッテリーを製造することに重点を置いている」と述べている。

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