ダイムラーは、メルセデスベンツ乗用車の電動車両のラインナップの拡大に、100億ユーロ(約1兆3590億円)を投資すると発表した。
メルセデスベンツは2022年までに、全ラインナップに電動パワートレーン車を設定する目標を掲げている。合計で50種類以上の電動車両を用意する予定。そのために、メルセデスベンツはプラグインハイブリッド車(PHV)の開発と、48ボルトシステム(マイルドハイブリッド)の導入に力を入れている。
またダイムラーは、電動車両向けのバッテリーの世界規模での生産に、10億ユーロを投資する計画。現在、世界3大陸に5つのバッテリー工場を持つグローバルなバッテリーネットワークを形成。2018年内には、ドイツ・カーメンツに、第2バッテリー工場が完成する見通し。
ダイムラーのメルセデスベンツ生産&サプライチェーン担当、Markus Schafer取締役は、「バッテリーはeモビリティの重要な要素。バッテリーはEVの核心であり、自社工場でバッテリーを製造することに重点を置いている」と述べている。
メルセデスの電動車両拡大に100億ユーロ、ダイムラーが投資へ
2018年02月01日(木) 15時27分
関連ニュース
- メルセデスベンツ GLCクーペ、PHEVモデルを追加…EV走行距離118km (04月25日 15時30分)
- メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024 (04月24日 20時50分)
- EV版メルセデスベンツ『Cクラス』を激写! 室内には巨大なデジタルディスプレイが (04月15日 21時00分)
- メルセデスベンツの最上位EVセダンが「Sクラス」の顔つきに…『EQS』改良新型を発表 (04月13日 08時45分)
- 電動SUV、メルセデスベンツ『EQA』改良新型を発売…航続591km (04月12日 07時00分)