キナシクス(Kinaxis)は1月23日、トヨタ自動車が車両の需給管理プロセスに、キナクシスのソフトウェアを導入すると発表した。
キナシクスは、カナダのオンタリオ州に本拠を置き、需要計画、供給計画、在庫管理など、クラウドベースのサプライチェーンソリューションを提供している。
トヨタは今回、キナシクスのクラウドベースのサプライチェーンマネジメントソフトウェア、「RapidResponse」の導入を決定。これまで製販で分かれていた車両需給のプランニングシステムを、RapidResponseに一本化。これにより、車両・ユニット台数を管理し、販売計画と生産能力の情報を連携させ、販売部門と生産部門で共有していく。
キナクシスのジョン・シカードCEOは、「自動車メーカーがサプライチェーンの効率化において、クラウドベースのプランニングプラットフォームを導入することにより、多様な供給変動管理戦略の影響を把握できるようになる」と述べている。
トヨタ、クラウドベースのサプライチェーンマネジメントソフト導入
2018年01月24日(水) 14時00分
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