トヨタ自動車は1月17日、神戸製鋼所の検査データ改ざんによる車両への影響について、最終報告を発表。神戸製鋼が改ざんを公表したすべての素材について、安全性に問題はないと発表した。
トヨタは昨年10月19日の第1報で、一部車両のボンネットやバックドアなどに神戸製鋼製アルミ板が使用されていたが、検証の結果、車両への影響がないと発表。11月6日の第2報では、検査データが改ざんされた銅管や鋼線等をトヨタが直接購入したことはなく、国内仕入先経由の素材についても、銅製品以外は車両の品質・性能が同社基準を満たしていることを確認したと発表していた。
今回の最終報告では、国内・海外仕入先経由の銅製品、海外仕入先経由のクラッド材やアルミ押出、鉄粉、ターゲット材、銅管、鋼線などについても、検証の結果、安全性に問題はなかったとしている。
トヨタ、すべての素材について安全性に問題なし…神戸製鋼データ改ざん
2018年01月17日(水) 17時52分
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