ボッシュは1月9日、米国ラスベガスで開幕したCES2018において、ドローンやロボティクス向けの新型アプリケーションを発表した。
この新開発アプリケーションには、自動車業界で採用されている低ドリフトのジャイロスコープと加速度センサー技術を導入。高い耐振動性を備えた慣性センサーは、大きな温度変化環境下においても、低ノイズ、低ドリフトを実現するという。
この慣性センサーは、「MEMSセンサーBMI088」と命名。16ビットの3軸加速度センサーと、16ビットの3軸ジャイロスコープで構成される。ボッシュはこの慣性センサーを、最新の低TCO加速度センサーと統合させた。
BMI088は、コンパクトなパッケージに格納が可能。BMI088は産業用ロボットだけでなく、家庭用の掃除機やコミュニケーションロボット、自立型バイクなどのロボティクス アプリケーションにも適しており、凹凸な道路での走行や内蔵モーターによる振動を抑え、正確な操作を可能にする、としている。
車載センサー技術を応用、ドローン向け新アプリをボッシュがCES 2018で発表
2018年01月10日(水) 15時46分
関連ニュース
- パーツある? ボッシュのクラシックカー向け新サービス (04月06日 18時30分)
- ベトナム発の新興EVメーカー「ビンファスト」、2種類の提案! その存在感に注目…CES 2024 (01月24日 18時00分)
- インテル、ソフト定義自動車向け半導体をオープン規格で用意…CES 2024 (01月19日 07時30分)
- [15秒でわかる]ポールスターがグーグル搭載EVの新機能を披露…CES 2024 (01月17日 10時30分)
- エスプレッソマシンで居眠り運転を防止? ボッシュとアマゾンが協力…CES 2024 (01月16日 16時45分)