スズキは11月24日、軽自動車『ワゴンR』などのフロントサスペンションに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのはスズキ『ワゴンR』『アルト』『MRワゴン』『セルボ』、日産『ピノ』『モコ』、マツダ『AZ-ワゴン』『キャロル』の8車種で、2007年2月1日〜7月16日に製造された21万0876台。また同年2月1日〜7月31日に出荷された交換修理用部品1108個についても、組付けられた車両は特定できないがリコール対象となる。
対象車両はフロントサスペンションフレームの製造が不適切なため、塩水などでサスペンションフレームのロアアーム取付ブラケットが腐食することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、ロアアーム取付ブラケットが破損して、最悪の場合、ロアアームが脱落して走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、サスペンションフレームの点検を行い、腐食が認められる場合は、サスペンションフレームを良品と交換する。腐食が認められない場合は、サスペンションフレームのロアアーム取付ブラケット部に防錆剤を塗布する。
不具合は30件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
スズキ ワゴンR など、2007年モデル21万台…Fサス腐食で走行不能となるおそれ
2017年11月24日(金) 16時02分
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