日産自動車は、無資格者の完成検査問題を受けて国内の工場全体を統括する責任者としてジヤトコの最高執行責任者(COO)を務める本田聖二氏が12月1日付で常務執行役員(CVP)に就任すると発表した。
無資格者の完成検査問題が生産現場と管理層、役員との間で意思疎通ができていなかったことも一因と見ており、工場管理・運営の本社に対する可視化を目的に、本社生産部門に日本の工場全体を統括する常務執行役員を新たに配置することとし、本田氏が就任する。
同氏は1980年4月に日産自動車に入社し、英国日産や栃木工場、追浜工場などで生産部門の要職を歴任、2011年4月にジヤトコに出向して副社長に就任した。2014年2月にジヤトコのCOOに就任している。
日産、ジヤトコの本田COOが常務執行役員に就任---国内生産現場と管理部門の橋渡し役として
2017年11月21日(火) 09時08分
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