アウディ ジャパンは、『Q5』シリーズの高性能バージョン「SQ5」をフルモデルチェンジし、新型「Q5」と同じ10月2日より販売を開始する。
新型SQ5もQ5同様、ボディサイズは従来型に対して若干拡大したが、70kgの軽量化を実現する。新設計の3.0TFSIエンジンは、過給システムを機械式スーパーチャージャーからツインスクロールタイプのターボチャージャーに変更。354psの最大出力、500Nmの最大トルクを発生すると同時に、レスポンスも向上。8速ティプトロニックと組み合わせ、0〜100km/h加速5.4秒という動力性能を発揮しながら、アウディ独自の燃焼方式「Bサイクル」を採用することで、燃費効率も10%改善している。
クアトロフルタイム4WDシステムは、高いトルク伝導効率と小型軽量が特長の「セルフロッキング センターディファレンシャル」タイプを採用。従来よりも幅広い領域にわたって前後トルク配分を変化させることができ、一般的な運転状況では、エンジンパワーを後輪に60%、前輪に40%に配分し、標準設定のダンピングコントロール機能付きスポーツサスペンションと合わせて、よりスポーティーなハンドリング性能を堪能できる。また、オプションで走行速度や切り角に応じてレシオを可変制御する「ダイナミックステアリング」も選択できる。
エクステリアでは、専用のシングルフレームグリル、大胆なデザインのバンパー、20インチ5ツインスポークアルミなどがスポーティーさを強調。インテリアでは、ステアリングホイールやシートに施された対照色の飾りステッチや、カーボン仕上げのデコラティブパネルなどにより、ダイナミックな雰囲気を演出している。
また、車線変更時の安全を確保する「アウディサイドアシスト」や、追突の危険性を検知するとフロントのシートベルトを自動的に巻き上げて注意喚起を行う「アウディプレセンスリヤ」など、通常のQ5でオプション扱いとなっている予防安全システムも標準装備する。ヘッドライトはマトリクスLEDヘッドライトで、フロント/リヤともにLEDのダイナミックターンインジケーターを装着。また、フルデジタルメーターパネル「アウディバーチャルコクピット」もオプションで提供する。
価格は887万円。
【アウディ Q5 新型】高性能バージョン SQ5 も同時発売へ…新設計3リットルエンジン搭載
2017年09月20日(水) 18時45分
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