米国のEVメーカー、テスラは9月11日、米国の都市中心部に初めて、急速充電ネットワーク「スーパーチャージャー」を整備すると発表した。
スーパーチャージャーは従来、高速道路の出入り口付近など、主に郊外の長距離移動の経路に設置されてきた。しかし、自宅や職場の充電環境が整っていないユーザーを含めて、すべてのテスラの顧客のオーナーシップエクスペリエンスを向上する取り組みの一環として、まずは米国のシカゴとボストンのダウンタウンを皮切りに、スーパーチャージャーネットワークを初めて、都市の中心部にまで拡張していくことを決めた。
都心部に設置するスーパーチャージャーステーションは、スーパーマーケットやショッピングセンターなど、買い物などのついでに充電できるような場所を選定。
また、都心部のスーパーチャージャーは、狭い駐車場でも設置しやすいよう、デザインなどを変更。効率を向上させ、利用可能台数を増やすために、各EVを72kWの出力で充電できる新しいアーキテクチャを採用した。テスラによると、隣接するスーパーチャージャーに接続されている台数に関わらず、ほとんどの場合、45〜50分で充電が完了するという。
テスラ、急速充電「スーパーチャージャー」拡大…米国の都心部で初
2017年09月13日(水) 10時00分
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