米国のEVメーカー、テスラは8月7日、新たな社債を発行し、15億ドル(約1660億円)の資金を調達する計画を発表した。
今回の社債発行は、新型EV、『モデル3』の増産に向けての対応。テスラは2017年第3四半期(7〜9月)、モデル3の生産能力を週あたり1500台以上へ増強。以降、2017年末の時点で週あたり5000台、2018年には週あたり1万台へ引き上げることを目指している。
テスラは社債発行で得られる見通しの15億ドルの資金を、モデル3を組み立てているカリフォルニア州フリーモント工場の設備の改修などに充当していく。
テスラは8月2日、2017年第2四半期(4〜6月)の決算を公表。売上高は前年同期のおよそ2.2倍の27億8956万ドルに増えたが、最終損益は3億3640万ドルの赤字と、赤字幅が拡大している。
テスラ、社債発行で15億ドル調達へ…モデル3 増産に充当
2017年08月08日(火) 14時30分
関連ニュース
- EVけん引役の米テスラ、4年ぶりの減収減益で“大騒ぎ”[新聞ウォッチ] (04月25日 08時15分)
- テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h (04月24日 14時30分)
- 米テスラ、1〜3月期のEV世界販売4年ぶり減少に「EV需要が鈍化」報道[新聞ウォッチ] (04月04日 08時33分)
- テスラ、新年度から補助金サポートと新色追加で商品力向上 (04月03日 09時30分)
- テスラ モデル3 LONG RANGE 用が登場! テインの車高調「FS2」「FLEX Z」「STREET ADVANCE Z」に適合追加 (03月29日 13時45分)