英国の高級車メーカー、ジャガーカーズの日本法人は7月28日、先代ジャガー『XF』に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
今回のリコールは、エアバッグの不具合によるもの。助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切な可能性がある。
その場合、高い湿度の環境下で温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損し、乗員が負傷するおそれがある。
リコールの対象になるのは、2008年1月22日から2013年1月7日までに輸入された先代XF。V6エンジンとV8エンジン搭載車、高性能な「XFR」グレードを含めて、合計2670台がリコールに該当する。
ジャガーカーズの日本法人は、該当車両を保有する顧客に通知。販売店において全車両、エアバッグユニットを対策品に交換するリコール作業を実施する。
【リコール】ジャガー XF 先代、助手席用エアバッグに不具合
2017年07月31日(月) 22時47分
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