日産自動車は6月21日、フランスのスタートアップ企業、NUMAと提携すると発表した。今回の提携には、ルノーグループやパリ市、RCI銀行なども参画。新たに「CityMaker」を立ち上げ、アーバンモビリティソリューションを開発していく。
CityMakersは、ソリューションをテストし、柔軟で持続可能な都市のモビリティへの移行を加速させるのが狙い。10か月に及ぶオープンイノベーションプログラムとなる。
急速な都市化は、交通ネットワークの効率性を含めて、都市や住民に複数の問題を提起。日産とNUMA、およびパートナーは、スタートアップや専門家、公共および民間の利害関係者を集めたCityMakersを立ち上げ。プログラムパートナーは、EVとそのインフラの普及など、輸送関連の課題に取り組むために、7チームのスタートアップを選択する。
選ばれた各スタートアップは、パートナーおよびモビリティのエキスパートと協力して、課題に対応する革新的なソリューションを開発。結果を発表する前に、パリ市内において、ソリューションを実験する3か月のトライアル期間が設けられる。
7人の起業家の名前は、9月28日に発表予定。プログラムの実験は、10〜12月の3か月行われ、最終的なソリューションは2018年1月に発表される。
日産、仏スタートアップと提携…アーバンモビリティソリューション開発へ
2017年06月23日(金) 17時22分
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