メルセデスベンツ E200(参考画像)

メルセデス・ベンツ日本は5月11日、メルセデスベンツ『E200』などの助手席着座検知システムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはE200、「E200ステーションワゴン」、「E200 4マチック」、「E220d」、「E250」、「E400 4マチック」、メルセデスAMG「E43 4マチック」の7車種で、2016年2月19日〜10月26日に輸入された2932台。

助手席着座検知システム用コントロールユニットの組付作業が不適切なため、圧力ホースが正しく組み付けられていないものがある。そのため、着座した乗員を正しく認識できないことから、衝突時にエアバッグが正常に作動しないおそれがある。

改善措置として、全車両、助手席着座検知システム用コントロールユニットの取付け状態を点検し、正しく組み付けられていない場合は、新品に交換する。

不具合は1件発生、事故は起きていない。ドイツ本社および市場からの情報により発見した。

改善箇所