by 御堀直嗣 on 2022年03月22日(火) 12時00分
トヨタの電気自動車(EV)である『bZ4X』のプロトタイプに、千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイで試乗した。今年半ばに発売となる予定だが、レースコースという限られた場所での初の運転機会であった。
全体的にいえるのは、さすがトヨタ車という印象で、プロトタイプながら全体的によく仕上がったEVだった。開発責任者は、まだ振動や騒音の面でやり残しているところがあると試乗前に話したが、舗装が整備されたレースコースでは、たとえ縁石にやや乗り上げる・・・
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by 中村 孝仁 on 2022年03月21日(月) 19時00分
1991年、ランドローバー『ディスカバリー』が初めて日本に導入された。ランドローバー社として初めて、ファミリー層を狙ったモデルの誕生であった。そのディスカバリーの試乗会はオーストラリアのクィーンズランドで開催され、まだオフローダーの何たるかを知らなかった私は、生まれて初めて手痛い洗礼を浴びることになるのであった。
呆れんばかりの走破性能に魅了され、初代のオーナーに
まあ、ランドローバー社の人々からすればきっと大した難易度のものではなか・・・
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by 野口優 on 2022年03月21日(月) 10時00分
クーペやサルーンと同様、英国らしいラグジュアリーな仕立てを受け継ぎながら最高峰のSUVとしてリリースされたベントレー『ベンテイガ』。2015年のデビュー以来、『コンチネンタルGT』や『フライングスパー』を差し置いて今や屋台骨を支える存在にまでなっている。
もっともあらゆるクラスにおいてSUVが定番化されてしまったから、高級車市場も自ずとその流れに行き着いたというのが実情だが、ベンテイガが他と一線を画するのは、SUVであるにも関わらず、・・・
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by 御堀直嗣 on 2022年03月19日(土) 20時30分
日本市場初となる、スウェーデンのボルボの電気自動車(EV)が導入された。『C40リチャージ』である。基になるのは小型SUV(スポーツ多目的車)として国内でも納車待ちが起こるほど人気を得た『XC40』だ。そのプラットフォームは、あらかじめEVを想定して開発されていた。
運転席に座るだけで発進OK
C40リチャージの外観は、後ろ側がクーペのような姿となっていることが、XC40と異なる。荷室の容量は極力XC40水準を保持しながら、屋根の後半・・・
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by 中村 孝仁 on 2022年03月16日(水) 22時30分
2021年3月に登場した『MX-30』のBEV(電気自動車)モデル。デビュー当時に試乗はしたのだが、電気自動車はやはり数日使ってみてナンボということで、再度試乗した。
電気自動車を内燃機関車と同等に扱うことはできない
とかく我々はメーカーの代弁者になりがちである。理由はメーカーの提供してくれる資料に基づいて原稿を書くからだ。もちろんメーカーの発表することに嘘偽りがあるわけではないが、クルマの仕様はメーカーの都合によって決められ、最終的・・・
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by 九島辰也 on 2022年03月15日(火) 21時00分
このところ国産メーカーは走りについてかなり細かなところを言及している。スバル然り、ホンダ然り、トヨタ然り。『BRZ』と『GR 86』がそうだったが、『ソルテラ』と『bZ4X』もそうだった。
そんな中、そうした行いをずいぶん前から我々にアピールしているメーカーがある。マツダだ。人馬一体をモチーフに先日も『ロードスター』の改良版の試乗会が行われた。
重量を増やさずに成し遂げた、さらなる人馬一体
今回の目玉は「キネマティック・ポスチャー・・・・
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by 島崎七生人 on 2022年03月14日(月) 21時00分
初代『キャラバン』の登場は1973年のこと。今回、車名については「お客様とのコミュニケーションのしやすさ、馴染みやすさを考えて、思い切って“NV”から戻した」(CPS・原田裕一さん)のだそう。日本市場の実情に照らせば、そのほうがごく自然だ。
ところでガソリン車に続きマイナーチェンジを受けたディーゼル車の最大のポイントは、パワーユニットがこれまでの日産工機製から、新たに三菱自動車製に置き換わったこと。ホームページの諸元表の1ページを自力・・・
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by 島崎七生人 on 2022年03月10日(木) 22時00分
「何か趣が違う……」と暫く考えて、スピンドルグリルが垂直に立ち、フレームが明るいクロームではなくダークメタリックだからだとわかった。キャラクター線を多用せず、大きなカタマリで全体を見せるスタイリングもシンプルに力強さが感じられていい。
インテリアで注目したのは、何といっても「e-ラッチ」と呼ぶ、電気仕掛けのドア開閉機構だ。室内から開ける場合、ドアグリップを握ったまま親指に触れるスイッチを押せばスッとドアロックが外れる。万一何かの理由で・・・
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by 中谷明彦 on 2022年03月09日(水) 07時00分
スバルがトヨタ自動車と共同開発した電気自動車『ソルテラ』を登場させる。
今回はまだ発売前のプロトタイプ車両に「群馬サイクルスポーツセンター(通称・群サイ)」の特設コースで試乗することができた。群馬サイクルスポーツセンターは群馬県みなかみ町に位置する自転車サイクリング用のコースだが、近年ワインディングロードを模したテストコースとして自動車愛好家などにも門戸を開き活用されており人気が高い。また試乗会は「雪上試乗会」と謳われ、冬の降雪時期に・・・
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by 島崎七生人 on 2022年03月08日(火) 12時00分
4ナンバー車として登場した「アトレー」
ここだけの話だが、TV-CMの「第三の居場所」と聞いて反射的にギクッ!としたのは、日ごろ自宅で肩身の狭い思いをしている筆者だけ!?(汗)。もちろん“家にいるのももどかしく外に出て何かをしたくてウズウズしている人たちのためのクルマ”が正しい理解だ。
少しややこしいが、もともと4ナンバーの『ハイゼット』の乗用車版として登場したのが『アトレー』だったが、今回のクルマはその『アトレー』の4ナンバーである・・・
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越前へ海沿いと山中ドライブ、日帰り温泉と片道80キロ程。ナビでは片道1時...[ 続きを見る ]