by 中村 孝仁 on 2022年04月08日(金) 12時16分
ヨーロッパ人は一つのものを長く作り続ける技に長けている。自動車の世界では古いミニは40年以上。VW『ビートル』は60年以上も生産された。
イタリアの足として親しまれたフィアット『500』はトポリーノの愛称を持った初代が19年。チンクェチェントとして親しまれた2代目が18年間、いずれの場合もほぼ姿を変えずに作り続けられている。要するに、デザインに飽きが来ないということと、それを維持するためのセンスの良い改良を繰り返しているということだろ・・・
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by 吉澤憲治 on 2022年04月07日(木) 09時00分
トヨタカローラ和歌山株式会社と和歌山自動車株式会社は、2022年4月6日、高野山で知られる和歌山県の金剛峯寺において、トヨタの超小型電気自動車C+pod(シーポッド)の納車式、および機材奉納式を行った。
昨年、金剛峯寺は新役員就任と同時にSDGs(Sustainable Development Goals)推進本部を立ち上げ、環境問題への新たな独自の取り組みとして、僧侶の山内移動用の公用車にトヨタの超小型電気自動車C+podの導入を・・・
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by 島崎七生人 on 2022年04月05日(火) 12時00分
“涼しい顔して”とは、何事もなかったかのようにすましている時に使うが、まさに「GTE」のバッジをつけた『パサート』は、平然とフツーの走り見せる……そんなクルマだ。
約30%増しのバッテリーがもたらすパフォーマンス
プラグインハイブリッドモデルであるGTE自体は、『パサート』には、2016年からラインアップに加えられていた。ただしちょうど1年前の2021年4月にマイナーチェンジを受けて以降の世代では、今回が初設定となる。
資料によれば・・・
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by 島崎七生人 on 2022年04月04日(月) 20時00分
電動車『500e』が上陸したばかりだが、従来型のガソリン車の販売は当面継続とのこと。そこで今回は“現行モデル”では最新仕様の『500C』を試乗してみた。
分別のわかる大人の日常の足
一応『500』のオーナーであるレポーターだが、迂闊にも直近のグレード構成を知らずにいたので改めておくと、エンジンは変わらず4気筒の1.2リットルと2気筒875ccのツインエアの2機種、グレードは当初からの「ポップ」と「ラウンジ」が、直近では「Cult」と「・・・
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by 井元康一郎 on 2022年04月02日(土) 19時00分
スバルのCセグメントステーションワゴン『レヴォーグ』で1000kmほどツーリングを行う機会があったので、インプレッションをお届けする。
レヴォーグは主力ミッドサイズ『レガシィ』『アウトバック』が大型化して日本に合わなくなってきたのをカバーするべく2014年に第1世代が誕生したという、比較的歴史の浅いモデルである。2020年冬に発売された現行の第2世代は旧型からコンセプトだけを継承し、プラットフォーム、エンジン、ADAS(先進運転支援シ・・・
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by 中村 孝仁 on 2022年03月31日(木) 21時00分
3350万円の価格に、文字盤に埋め込まれたダイヤモンド…
その昔「礼を尽くすクルマ」なんてキャッチコピーのクルマが存在したが、今回試乗したベントレー『ベンテイガ』はさしずめ「贅を尽くすクルマ」である。
ただのベンテイガではない。スピードの名を持つモデルで、W12エンジンを搭載し、車両本体価格は3350万円。素のベンテイガですら2280万円もするのに、そこからさらに1070万円も上乗せしたモデルである。言っておくがマンションの価格ではな・・・
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by 渡辺慎太郎 on 2022年03月30日(水) 20時30分
1980年代の後半にアメリカに住んでいたことがあった。山も海もないオハイオ州で、でもホンダの工場があったから『アコード』や『シビック』はよく見かけた。それと同じくらい目に付いたのが同じ日本車のスバルだった。
その当時のスバルは、特にアメリカの中部から東部にかけてのエリアで、医者や弁護士といった高いスキルと社会的地位を有する人に好んで選ばれていたから、まだクルマに疎い自分にとってのスバルのイメージはスマートでクリーンだった。ところが帰国・・・
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by 渡辺慎太郎 on 2022年03月28日(月) 19時30分
今年の冬は全国的に近年稀に見る積雪量だった。それでも東北や北海道にお住まいの方からすれば、全国ネットのNHKニュースのトップが「東京に5cmの積雪」だったりすると、おそらく「そんな積雪量で大騒ぎかよ」と鼻で笑っておられたに違いない。都内在住者のひとりとしてはまったくお恥ずかしい限りである。
「雪に慣れていないから」とはいうものの、ノーマルタイヤのままでスタックしたり事故を起こすクルマが後を絶たない現状は、「慣れてない」では済まされない・・・
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by 岡本幸一郎 on 2022年03月28日(月) 11時58分
厳しい冬が終わりまもなく春を迎えようかという3月中旬、長野県の白馬村において、ダンロップのオールシーズンタイヤ『オールシーズンマックスAS1』(以下AS1)をあらためて試す機会に恵まれた。
AS1が発売されたのは2019年10月。「急な雪にも慌てない長持ち夏タイヤ」をコンセプトに掲げるほどで、いくつかあるオールシーズンタイヤの中でも、かなり夏タイヤ寄りの性格が与えられているのが特徴だ。
雪上性能についても、夏タイヤに向く通常の路面か・・・
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by 御堀直嗣 on 2022年03月23日(水) 21時00分
トヨタと共同開発したSUBARU(スバル)の電気自動車(EV)が、『ソルテラ』だ。そのプロトタイプの試乗が、群馬県のサイクルスポーツセンターで行われた。雪中での試乗である。水平対向エンジンと、その縦置きエンジンによる左右対称なシンメトリカルAWDを特徴としてきたスバルらしい状況設定だった。
ソルテラとトヨタの『bZ4X』は、EVの基本構成要素は同一だ。ただ、制御や装備で細部が異なる。シンメトリカルAWDを永年主力としてきたスバルは、4・・・
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越前へ海沿いと山中ドライブ、日帰り温泉と片道80キロ程。ナビでは片道1時...[ 続きを見る ]