by 井元康一郎 on 2018年10月13日(土) 12時00分
トヨタ自動車の2リットル級5ナンバー3列シートミニバン『ヴォクシーハイブリッド』で東京〜鹿児島間を3600kmドライブする機会を得たので、長距離試乗レポートをお届けする。
◆ヴォクシーハイブリッドの特徴
ヴォクシーは2001年、5ナンバーミニバン『ノア』の兄弟モデルとして登場した。ノアがファミリー然としたユルいデザインであるのに対し、ヴォクシーはちょっととんがった系のデザインが与えられたが、その戦略は大当たりし、源流モデルのノアを販・・・
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by 井元康一郎 on 2018年10月07日(日) 19時00分
ホンダの軽トールワゴン『N-BOXスラッシュ』のマイナーチェンジモデルで500kmほどツーリングする機会があったのでリポートする。
◆N-BOXスラッシュの長所と短所
N-BOXスラッシュはハイトワゴン、初代『N-BOX』の派生車種として2015年に登場した。ウエストラインまではオリジナルのN-BOXと同じ高さで、ウインドウ下端以上を上下方向に10センチ縮小した、チョップドルーフ(かつてアメリカで流行した、ピラーを切って屋根を低くす・・・
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by 井元康一郎 on 2018年09月28日(金) 20時00分
ルノーの欧州Aセグメントミニカー『トゥインゴGT』で横浜〜鹿児島を3000kmほどドライブしたので、インプレッションをお届けする。前編ではクルマ全体の性格、シャシー、安全性能などについて触れた。後編ではパワートレイン、ユーティリティなどについて述べる。
◆トゥインゴGTはホットハッチなのか?
エンジンは排気量0.9リットルの3気筒ターボで、最高出力は80kW(109ps)、最大トルク170Nm(17.3kgm)。今回走らせた個体は手・・・
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by 井元康一郎 on 2018年09月26日(水) 20時00分
ルノーのAセグメントミニカー『トゥインゴGT』で横浜〜鹿児島を3000kmほどツーリングする機会があったので、ドライブレポートをお届けする。
「トゥインゴGT」とは
トゥインゴは1992年に登場したベーシックカーで、現行モデルは第3世代にあたる。現行トゥインゴは、それまでのシンプルなFWD(前輪駆動)からリアエンジンのRWD(後輪駆動)へと、クルマの成り立ちに大変更を受けて2014年に欧州デビューを果たした。ダイムラーのボトムエンド『・・・
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by 井元康一郎 on 2018年09月24日(月) 12時30分
スバルのDセグメントミッド中型セダン『レガシィB4』で北関東を450kmほどドライブする機会があった。ミドルレンジではあるがインプレッションをお送りする。
レガシィB4の長所と短所
1989年に登場した初代レガシィは、倒産も噂されるほどの経営危機に直面していた富士重工業(現在のスバル)が乾坤一擲で放ったモデル。前年に設立されたばかりのモータースポーツ子会社STI(スバルテクニカインターナショナル)の手で10万km速度記録へのチャレンジ・・・
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by 井元康一郎 on 2018年09月08日(土) 20時00分
ほぼ“素”のコペンで700km
ダイハツ工業の軽オープンスポーツ『コペン セロ』で700kmあまりツーリングする機会があったので、ドライブインプレッションをお届けする。
2002年に登場した初代モデルは約10年にわたって作り続けられたロングセラー。当初、ダイハツはコペンを生産設備が消耗しきった時点で終わらせるつもりだったのだが、ダイハツの思惑を大きく超えてユーザーの支持が集まったため終わらせるわけにいかなくなり、台数こそ少ないもののモ・・・
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by 井元康一郎 on 2018年08月19日(日) 07時00分
日産自動車の主力EV『リーフ』新型を駆って、横浜〜鹿児島3300kmツーリングを敢行した。前編では主にクルマの動的な特性や先進装備について述べた。後編では電費、充電情報、パッケージング、ツーリング感などについて触れていこうと思う。
◆大容量になったバッテリーのメリット
まずは航続性能と電費について。リーフはバッテリーの公称容量が40kWhと、旧型後期モデルの33%増し、旧型前期モデルの67%増しとなった。国交省のJC08モード審査値・・・
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by 井元康一郎 on 2018年08月18日(土) 09時00分
日産自動車のCセグメントコンパクトEV『リーフ』新型で東京〜九州を3300kmあまりツーリングする機会を得たので、リポートをお届けする。
昨年秋に発表された第2世代リーフはボディ、シャシー、システムの多くを初代からキャリーオーバーして作られた、いわば超ビッグマイナーチェンジ版だが、メインバッテリー容量が旧型比で10kWh増しの40kWhに大型化、モーター出力も80kWから110kW(150ps)に増強され、EVとしての性能は大幅アップ・・・
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by 井元康一郎 on 2018年08月06日(月) 21時30分
トヨタ自動車のミドルクラスセダン『カムリ』で800kmほどツーリングする機会を得たので、インプレッションをお届けする。
カムリはアメリカ市場のミディアムクラスにおけるベストセラーモデル。2017年にデビューした現行モデルは1980年に登場した初代から数えて第10世代にあたる。アメリカでは2.5リットル+8速AT、2.5リットルハイブリッド、3.5リットルV6の3つのパワートレインがあるが、日本ではハイブリッドのみが販売されている。
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by 井元康一郎 on 2018年07月29日(日) 12時00分
ホンダのコンパクトクラス(アメリカ基準)セダン、『シビックセダン』で1200km弱ツーリングする機会があったのでリポートする。
シビックセダンはミドルクラス『アコード』と並ぶアメリカ市場でのロングセラーモデル。現行型は初代から数えて第10世代にあたり、2015年にアメリカで登場。日本市場には昨2017年9月に投入された。同時期に発売された欧州モデルの『シビックハッチバック』がイギリス生産モデルであるのに対し、セダンはアメリカ製ではなく・・・
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50プリウスから、2モーター(MG1, MG2)になったので、走行速度、...[ 続きを見る ]