ホンダ『ステップワゴンSPADA』と『ステップワゴンModulo X』《photo by Honda》

ホンダアクセスは、7月27日にスタートする北極冒険家の荻田泰永氏が主催する子供たちとのプロジェクト「100マイルアドベンチャー」を支援する。このプロジェクトは全国から集まった小学6年生が荻田氏と共に100マイル(約160km)を超える国内ルートを踏破するもので、今年で14回目を迎える。

ホンダアクセスは2017年からホンダ車2台をサポートカーとして提供し、今年は『ステップワゴンSPADA』と『ステップワゴンModulo X』の2台で子供たちの冒険を支援する。

「100マイルアドベンチャー」は、北極冒険での経験を子供たちに伝え、知らない世界を知る感動や小さな一歩を重ねて遠くのゴールにたどり着く喜びを体験してもらうことを目的としている。参加は小学6年生限定で、少人数かつ長期間の歩き旅を通じてチームの一体感を育む。予定調和的なプログラムは極力排除し、子供たちそれぞれに合った成功体験を得られるよう工夫されている。

小学6年生限定の理由は、リピーターを作らず初参加者同士の緊張感を保つためであり、学年の違いによる役割の偏りを避ける狙いもある。今年のルートは7月27日に神戸をスタートし、日本海に面する鳥取砂丘をゴールとする約200kmの道のりを12日間かけて踏破する。子供たちは自分の着るものや身の回りの荷物を持ち、テントや食料などの重量物も運ぶ。緊急時に対応できるよう、2台の『ステップワゴン』が全ルートをサポートカーとして同行し、子供たちとスタッフを支援する。

北極冒険家の荻田泰永氏は1977年生まれ。カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に単独徒歩での冒険を20年間に16回実施し、約10万km以上を移動した。2018年には南極点無補給単独徒歩到達に成功し、日本人初の快挙を成し遂げた。著書も多数あり、国内外で高い評価を受けている。

ホンダ『ステップワゴンSPADA』と『ステップワゴンModulo X』《photo by Honda》