BMW F 900 GS Adventure《photo by BMW》

BMWの二輪部門のBMWモトラッドは、欧州で2026年モデルを発表した。全モデル共通の変更点として、電動解除に対応した新しいナビゲーション準備装備を導入した。これによりキーを使った解除が不要となる。

BMW『M 1000 XR』は専用の新色「アウレリウスグリーンメタリックマット」を追加した。

BMW『F 800 GS』はスポーツおよびトリプルブラックモデルに調整可能な大型スクリーンを標準装備。スポーツモデルの新色は「グラビティブルーメタリック」となり、従来のレーシングブルーメタリックは廃止された。

BMW『F 900 GS』はパッションモデルに「サンパウロイエロー」を採用し、フロントフェンダーのテープは廃止。トロフィーモデルは「ライトホワイトノンメタリック/レーシングブルーメタリック」の組み合わせとなる。

BMW『F 900 GSアドベンチャー』はライドプロパッケージを改良した。ダイナミックESAとセンタースタンドはパッケージから外れ個別オプションとなり、ローダウンサスペンションとの組み合わせが可能に。新色は「セージグリーンメタリック」で、従来のホワイトアルミニウムメタリックマットは廃止された。

BMW『R 1300 GS』はイノベーションパッケージを改良し、アダプティブライトモードをパッケージおよび単体オプションに含めた。ベーシックモデルの新色は「レーシングレッドノンメタリック」となり、ライトホワイトノンメタリックは廃止。オプション719「ビスカヤ」は「インペリアルブルーメタリック/ホワイトアルミニウムメタリックマット」の新色を採用し、「アウレリウスグリーンメタリック」は廃止された。

BMW『R 12 nineT』と『R 12』は共にMライトウェイトバッテリーをオプションに追加(ブラジル除く)。オプション719ではシルバーのヘッドライトがブラックに変更された。

R 12 nineTは新色「インペリアルブルーメタリック」を採用し、「サンレモグリーンメタリック」は廃止。R 12はオプション719「ベリリウム」に新色「メテオリックダストIIメタリック」を追加し、「アウスシルバーメタリック」は廃止。さらに有料の新色「グラビティブルーメタリック」を設定し、「アヴェンチュリンレッドメタリック」は廃止された。

これらの改良により、BMWモトラッドは2026年モデルでデザインと装備の両面で魅力を高めている。

BMW F 800 GS《photo by BMW》 BMW R 12 nineT《photo by BMW》 BMW R 1300 GS《photo by BMW》 BMW R12《photo by BMW》 BMW M 1000 XR《photo by BMW》