改善箇所《画像提供 国土交通省》

三菱ふそうトラック・バスは6月5日、『エアロエース』および『エアロクィーン』のラテラルロッド・スタビライザーブラケットについて、ブラケットが破損するおそれがあるとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2023年7月26日〜24年3月21日に製造されたエアロエース、エアロクィーンの2車種、計246台。

ラテラルロッド&スタビライザーブラケットにおいて、溶接作業の指示が不適切なため、内部プレートの溶接が仮溶接となっている。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ブラケットに亀裂が生じるおそれがある。

改善措置として、全車両、ラテラルロッド&スタビライザーブラケットに取付けられている内部プレートの溶接を、正規状態に溶接し直す。また、当該ブラケットを点検し、亀裂の発生が認められた場合は補修する。

不具合、事故ともに発生していない。

エアロクィーン《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》