
豊田自動織機は11月21日、電動式フォークリフト、トヨタ『ジェネオ-E』のヘッドガードの強度不足で、部品が脱落する恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2015年12月4日〜2024年1月26日に製作された1車種・3形式の計3704台。
電動式フォークリフトの車枠(フレーム)の構成部品であるヘッドガードの溶接部において、設計検討が不十分なため、強度が不足しているものがある。そのため、当該部位への入力が大きい作業を繰り返し行うと、当該溶接部に亀裂が発生し、そのままの状態で使用を続けると破断に至り、ヘッドガードの部品が脱落するおそれがある。
改善措置として、全車両、ヘッドガードの当該部品を取り外し、対策品を再溶接する。
不具合の発生件数は3件、事故は起きていない。