BMWグループは、2025年から2028年にかけてブラジルに11億レアルを投資すると発表した。この投資は新モデルの生産と現地エンジニアリングオフィスでのグローバル技術開発に充てられる。
BMWグループは、サンタカタリーナ州のアラクアリ工場が稼働を開始した過去10年間、ブラジルで最も成功したプレミアムモビリティ企業となっている。工場の10周年記念イベントでは、南米初のプラグインハイブリッドモデルとなる新型BMW『X5』が従業員や政府関係者に披露された。
この投資の一部は、アラクアリ工場での新型BMW『X5 PHEV』の生産に加え、近い将来の新たなBMWモデルの生産にも充てられる。現在、同工場ではBMW『X1』、『X3』、『X4』、『3シリーズ』を生産している。
アラクアリ工場は、BMWグループの生産ネットワークの中で、内燃機関車、プラグインハイブリッド車、フレックス燃料車を同時に生産する唯一の拠点となる。
ブラジルの事業拠点では、現地エンジニアリングオフィスがデジタル化と接続性の分野で開発を強化する。すでにデジタルキー、My BMWアプリ、My MINIアプリ、インテリジェントパーソナルアシスタントなどの先進機能が部分的に開発されている。
また、現地エンジニアリングオフィスは、ラテンアメリカ地域向けの防弾仕様の開発と認証も担当している。この投資により、BMWグループはブラジルでの存在感を高め、同国への長期的なコミットメントを強化していく。
BMWグループ、新モデル生産と技術開発へ…ブラジルに投資
2024年10月09日(水) 06時45分
関連ニュース
- 「M4コンペ以上ってマジ?」BMW『M2 CS』スクープ情報にSNSでは期待と不安の声 (12月20日 17時00分)
- BMW 5シリーズ など27車種1万台リコール…最悪の場合、走行中にエンジン停止のおそれ (12月18日 14時15分)
- 「このルックスの良さは反則でしょ!」BMWの新型レトロスポーツ『R 12 S』に、SNSでは絶賛の声 (12月17日 11時30分)
- BMW『7シリーズ』のキドニーグリルに、塗装不要の植物由来樹脂採用…三菱ケミカル「DURABIO」 (12月16日 18時15分)
- BMW、全ディーゼル車に水素化植物油燃料充填へ…CO2最大90%削減 (12月16日 10時30分)