SWCCは、5月22日から24日の3日間、パシフィコ横浜で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に初出展する。同社は、世界的な需要拡大が見込まれる電動車(xEV)向けの電装部品であるバスバー(導体棒)の「耐火被覆付き平角線」を展示する予定だ。
耐火被覆付き平角線は、高機能無酸素銅「MiDIP(ミディップ)」を素材として使用しており、高い加工性や導電性を持つ。また、衝撃や過剰な充電によって異常発熱が生じる「熱暴走」により発火の恐れがあるバッテリー内部(1100度の火災環境)で30分間耐える性能を持つ絶縁構成となっている。この技術により、もしものときに安全なxEVを実現することが可能である。
今回の展示で、同社は次世代xEVへの実装を国内OEM各社やTier1各社へ提案する。
初出展のSWCCは「耐火被覆付き平角線」を訴求…人とくるまのテクノロジー展2024 予定
2024年05月21日(火) 13時15分
関連ニュース
- 【人とくるまのテクノロジー展2024名古屋】2万9852名が来場…自動運転バスの試乗が人気 (07月30日 16時15分)
- 台湾「oToBrite」、大型商用車向けの世界初の一体型ADAS出展へ…人とくるまのテクノロジー展2024名古屋 (07月17日 07時30分)
- 積水化学がモビリティの課題に対し各側面から解決策…人とくるまのテクノロジー展2024名古屋で展示予定 (07月16日 07時00分)
- 三井化学、EV需要に対応する素材や解決策など多数展示予定…人とくるまのテクノロジー展2024名古屋 (07月15日 21時00分)
- キヤノンITSが車載制御ソリューションなど紹介へ…人とくるまのテクノロジー展2024名古屋 (07月15日 20時30分)