ソニー・ホンダモビリティ(CES 2024)《写真提供 ソニー・ホンダモビリティ》

ソニー・ホンダモビリティは、米ラスベガスで開催のCES 2024に出展する。1月8日に開催された記者会見で川西泉代表取締役社長兼COOは、AFEELAブランドで展開予定のEVの、新型プロトタイプを初披露した。そしてモビリティ開発環境のオープン化を提唱した。

モビリティ開発環境のオープン化は、仮称を「AFEELA共創プログラム」と呼ぶ。川西社長は、「ユーザーの好みに合わせて継続的に進化するモビリティを目指し、モビリティ開発環境のオープン化を推進」するという。そして「社外のクリエイターやデベロッパーが、自由にAFEELAの上で動作するアプリケーションやサービスを開発できる環境を提供」したいとする。

ソニー・ホンダモビリティでは、AFEELAがユーザーにとって唯一無二の存在、愛着を持てる存在になるよう、新しいモビリティの可能性を追求したい、とする。そのために、自社の知見だけに閉じることなく、社外のクリエイターやデベロッパーと共創できる場をデジタル上で用意するという。

また、ソニー・ホンダモビリティは、人とモビリティとの関係を広く、深く、オープンに探究したいという。ユーザーがAFEELAに愛着を持てるよう、AFEELAをデジタルガジェットとして自由に表現できるために、開発環境のオープン化を進める。そしてこの共創プログラムがモビリティに変化を起こし、モビリティと社会をつなぐサービスに進化することを期待する。

AFEELA共創プログラム《画像提供 ソニー・ホンダモビリティ》 AFEELAプロトタイプ2024《写真提供 ソニー・ホンダモビリティ》