(イメージ)《Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg/ゲッティイメージズ》

株主総会の話題が連日、紙面を賑わしているが、石油元売り大手のコスモエネルギーホールディングスと、大株主の旧村上ファンド系投資会社「シティインデックスイレブンス」との対立が激化。あす(6月22日)開催のコスモの定時株主総会の行方が改めて注目を浴びている。

きょうの各紙にも読売が「コスモ買収防衛発動焦点」、産経は「コスモ買収防衛策の是非は」とのタイトルで経済面に大きく取り上げている。

それによると、旧村村上ファンド系のシティ側は昨年4月にコスモ株の5%超を保有していたが、現在は20.1%(今年4月時点)まで保有比率を高めており、総会の焦点は、コスモが今年1月に導入した買収防衛策を発動するかどうかだという。

一方、シティ側は、今回の総会で、山田社長の再任に反対するとともに、風力発電子会社の上場検討を公約に掲げる社外取締役の選任も提案。両社の“攻防”は一段とヒートアップしているようで、大荒れのロングラン総会も予想される。

2023年6月21日付

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