
BMWグループ(BMW Group)は3月9日、2022年通期(1〜12月)の決算を発表した。純利益は49%増と伸び、2年連続で増益を達成している。
同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、1426億1000万ユーロ(約20兆5175億円)。前年の1112億3900万ユーロに対して28.2%増と、2年連続で前年実績を上回った。
また、2022年通期の純利益は、185億8200万ユーロ(約2兆6735億円)。前年の124億6300万ユーロに対して、49.1%増と、2年連続の増益となっている。
2022年の世界新車販売台数は239万9636台。前年比は4.8%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。プレミアム車としては、世界販売首位を維持したという。全販売台数239万9636台のうち、BMWブランドは210万0692台だった。前年比は5.1%減と、2年ぶりのマイナスとなった。
グループ全体の2022年市場別実績は、中国が前年比6.4%減の79万1985台と、マイナスに転じた。中国を含めたアジア全体でも、3.5%減の102万8105台と後退した。米国は1.3%減の36万1892台と、2年ぶりの前年割れ。欧州は87万7369台にとどまり、前年比は7.5%減と2年ぶりに前年実績を下回った。このうち、地元ドイツは、6%減の25万2087台だった。




