アイサンテクノロジーと三菱商事は、自動運転ワンストップサービスを提供する事業のポテンシャルや事業性を検証する合弁会社「A-Drive」を2月7日に設立して営業を開始した。
新会社は資本金が3億円で、アイサンが60%、三菱商事が40%出資した。本社は神奈川県横浜市都筑区に置く。
A-Driveは、顧客が自動運転車を利用する上で必要とする機器やシステム、インフラ設備などの調達を支援するほか、自動運転車の運行に関するコンサルティングサービスを提供する「自動運転ワンストップサービス」事業を行う。自動運転のニーズに対するサービスを展開して、2025年の自動運転実用化に向けた社会貢献を目指す。
自動運転車両の調達に加え、安全第一の走行ルートの設定(ODD設定)や、インフラ協調による安全支援、継続的なサービス・事業の設計、関係機関との調整などを、ワンストップで供給する。自治体や交通事業者が自動運転サービスを、スムーズに導入できるように総合的なサービスを提供する。
自動運転サービス実装をワンストップで提供する会社が営業開始
2023年02月08日(水) 14時15分
関連ニュース
- ヤマハ発動機とアイサンテクノロジー、低速モビリティの販売店契約を締結 (03月27日 16時00分)
- 日産と三菱商事、次世代モビリティで共同事業 検討の覚書 (03月19日 09時30分)
- 三菱商事、スズキの牙城インド市場でホンダなどの日本車販売へ[新聞ウォッチ] (02月19日 08時53分)