代表取締役社長 塩見清仁氏(上段右から2番目)も参加し記念撮影。《写真撮影 関口敬文》

株式会社はとバスは、2023年に20歳を迎えるバスガイド・整備士の門出を祝う「はとバス二十歳を祝う会」を開催した。はとバス本社にて毎年恒例となっている成人の会だが、民法改正により2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことを受け、これまで開催してきた「はとバス成人式」から「はとバス二十歳(はたち)を祝う会」に名称が変更された。

今回参加したのは、2021年春に入社したバスガイド、水谷海憂さん、緒方朱里さん、中務晴花さんと、整備士の大岩辰也さんの4名。晴れ着とスーツ姿で、はとバスの前での撮影はメディアの多さに最初少し緊張した面持ちだったが、次第に笑顔が溢れる撮影会となった。

バスガイドの3名は2021年4月に入社したものの、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うバスの稼動減少により6月末まで休業することになり、7月から出勤を開始するもバスガイド研修は出来ず、11月からはアパレル企業への出向などで接客業務を行っていた。そして2022年4月に入社したバスガイドと一緒に車上研修を実施するなど、コロナ禍ならではの苦労を経験。このことについて緒方さんは、「アパレルへの出向は驚いたが、今考えると接客のいい経験をさせてもらった」と前向きに捉えていた。

はとバス二十歳(はたち)を祝う会に参加し感想を聞かれた水谷さんは、「まだまだ未熟なのでこれから頑張っていけるように努力していきます」と述べた。また緒方さんは、「このように盛大に祝っていただけてうれしく思う」と語った。中務さんは、「東京に来たときは18歳だったが、もう20歳になり、こんなに時間が経ったんだなという思いと、うれしさがある」と語った。大岩さんは、「盛大に祝っていただきうれしい限りだが、まだ自分には実感が湧かない。二十歳になったことを改めて考えて頑張っていきたい」と述べた。

はとバス本社にて開催された。《写真撮影 関口敬文》 はとバス本社の敷地は車両基地にもなっているため、待機中のはとバスがズラリ。SCANIA製2階建てバス「アストロメガ」を始め、いすゞGALAをベースにした化粧室付きバス「レガート」など、主力バスが一同に勢揃い。《写真撮影 関口敬文》 2階建てオープンバス「'O Sola mio(オー・ソラ・ミオ)」も待機中。《写真撮影 関口敬文》 今年から「はとバス二十歳(はたち)を祝う会」に名称が変更。《写真撮影 関口敬文》 左からバスガイドの水谷海憂さん、緒方朱里さん、中務晴花さん、整備士の大岩辰也さん。《写真撮影 関口敬文》 バスステッカーも「はとバス二十歳を祝う会」になっていた。《写真撮影 関口敬文》 このあと4名は、はとバスに乗って磐井神社に参拝へと向かった。《写真撮影 関口敬文》