
メルセデス・ベンツ日本は12月15日、最上級ブランドであるマイバッハの生誕100周年を記念した特別仕様車メルセデス・マイバッハ『S680 4MATIC エディション100』を6台の限定で販売すると発表した。価格は4200万円で、納車は2023年1月以降を予定している。
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は都内で開いた発表会で「メルセデス・マイバッハは2014年からメルセデスベンツのサブブランドとなり現在、『Sクラス』および『GLS』の2車種を展開している。1921年(マイバッハ・モトーレンバウ社の生産車第1号となる)のマイバッハ『W3』の生誕から100周年をお祝いするS680 4MATICエディション100を全世界100台限定、日本では実に6台を販売する」と述べた。
特別仕様車の特徴に関しては「外装色にハイテックシルバーとノーティックブルーを組み合わせた専用のツートンペイントと、足元には専用デザインの20インチダークプラチナムグロスディッシュホイールを採用して、さわやかで洗練された高級感を演出している」と紹介。
さらに「インテリアには、ベースモデルにオプション設定のマニュファクチュアーレザーエクスクルーシブパッケージを標準装備し、クリスタルホワイトとシルバーグレーパールを組み合わせたナッパレザーシート、またピアノラッカーフローイングラインのインテリアトリムをあしらうことで、メルセデス・マイバッハを体現する美しさと高級感が漂うインテリアに仕上げている。またCピラーにはエディション100専用エンブレム、フロアマットやイルミネーテッドステップカバーなど特別仕様に仕立てている」とした。
またパワートレインについては「メルセデスベンツのフラッグシップエンジンともいえる6リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力612馬力、最大トルク900Nmという余裕あるパワースペックを備え、9G-TRONICのトランスミッションと4輪駆動システムの4MATICを組み合わせることで快適な走行性能を実現している」と上野社長は説明していた。
全国のメルセデス・ベンツ正規販売代理店を通じて12月25日まで予約を受け付けるとともに、東京・銀座に開設するマイバッハやAMG、Gクラス専門の販売拠点で現車を同日まで展示するという。








