オムロンソーシアルソリューションズは、普及拡大が見込まれる電気自動車(EV)市場に向けて、EVから建物に電力を供給するV2X(Vehicle to X)システム「KPEP-Aシリーズ」を2023年5月に販売する。
EVを大容量蓄電池システムと見立て、貯めた電気を住宅(V2H)や施設(V2B)に供給するV2Xシステムは、相次ぐ自然災害に対するレジリエンス強化として注目されている。EVは動く蓄電池として、災害発生時、停電した避難所や自宅などに非常用電源として活用できる。
今回販売する「KPEP-Aシリーズ」は、国内最小最軽量で、耐環境性、既存設備との親和性を兼ね備え、設置・導入の自由度を高めたV2Xシステム。国内最小最軽量クラスなため、これまで設置が難しかった狭小地などにも設置可能。従来機種より引き継いだ耐環境性により、重塩害エリアや積雪エリアでも使用できる。
また、V2Xシステムのみの導入に加え、すでに太陽光発電・蓄電池システムを導入済みの顧客にも簡単後付けでシステムの追加設置が可能で、設置場所や設置環境を問わないV2Xシステムを実現したとしている。
価格はオープン価格。
オムロン、EVの電力を建物に供給する「V2X」システムを提供へ
2022年12月07日(水) 10時30分
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