メルセデスEQ横浜《写真撮影 小松哲也》

メルセデス・ベンツ日本は12月6日、電気自動車(EV)ブランド「メルセデスEQ」の専売拠点として世界初となるメルセデスEQ横浜を横浜市内に開設した。

メルセデスEQ横浜はメルセデス・ベンツ日本の正規販売代理店であるシュテルン世田谷の15拠点めの新店舗となる。シュテルン世田谷の板東徹行社長は同日行われたオープニングセレモニーで「現在、自動車業界は100年に1度と言われる大変革の真っただ中にあるが、実際にその変化を感じられているお客様はまだまだ少ないように思っている。私たちの大切なお客様が安心してこの変化を迎えられるよう、私たちはいち早く変わらなければならない。何よりも変化は顕在化した時にはすでに終わっていると考え、このメルセデスベンツ初となる大きなプロジェクトに挑戦することにした」と開設の経緯を語った。

その上で「横浜はマーケットも大きく、第一京浜に面した好立地なので、多くのお客様にお越し頂けるのではないかと期待をしている」と述べた。

オープニングセレモニーに臨席したメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は「日本のEV市場にはグローバルと比べてもまだまだ大きな可能性があると私は信じている。EVこそ最適な選択とお客様に納得して頂く、メルセデスEQ横浜はまさにこれを実現するための場所と考えている」とあいさつ。

さらに「私自身の経験からも日本のお客様は大変情報感度が高く、EVへの興味、関心そして知識も多くお持ち。インフラ面でもまだまだ伸びシロはあるものの、税制のサポートに加え航続距離や充電、メンテナンスなどすでに買う理由は揃っている。あとはお客様がお持ちの抽象的な不安を具体的な説明で拭うことが、我々がお客様にEVライフを始めて頂くための最大のポイントだと私は考えている」と述べた。

メルセデスEQ横浜の店長を務める井上雄道氏は新店舗について「この施設は2階建ての広い床面積に7台のメルセデスEQ の展示、そして全車種の試乗車を揃え、商品の魅力を紹介することができる。また充電器は当然のことV2H機器やレンタカーサービスといったお客様にEVライフを体験して頂けるポイントもご用意した。サービスベイも5つ備えておりサポート体制も万全」と紹介していた。

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