西村経済産業大臣は12月2日、欧州委員会でエネルギーを担当するシムソン委員と、水素に関する協力覚書に署名した。
署名された覚書では、水素政策や規制、インセンティブに関する情報交換や、国際的な水素取引に関して協力し、水素社会の発展に向けて協力することに合意した。
日本と欧州の間では、既に水素分野における協力が進んでいる。今回の署名を機に、日本政府は欧州委員会と緊密に連携し、水素分野における協力を加速化させる。
また、西村大臣から、福島第一原子力発電所の廃炉に関して、安全性を確保したALPS処理水の海洋放出の取り組みについて説明、EUが講じている原発事故を起因とする日本産食品の輸入制限の早期撤廃を訴えた。
日本政府と欧州委員会、水素に関する政策で協力へ
2022年12月05日(月) 22時00分
関連ニュース
- NEDOと東京都、水素エネルギーで未来を紡ぐラッピングバス運行開始 (04月18日 17時15分)
- トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る (04月17日 19時00分)
- カワサキが水素エンジン版Ninjaのプロトタイプ披露! 水素の可能性を追求…水素・燃料電池展 2024 (02月29日 21時15分)
- シェル、米カリフォルニアの乗用車向け水素ステーションをすべて閉鎖…燃料電池車の顧客に影響も (02月19日 10時45分)
- [15秒でわかる]トーヨータイヤが水素燃料エンジン実験車を展示…東京オートサロン2024 (01月12日 18時45分)