ルノーのコンセプトEVのティザー写真《photo by Renault》

ルノーは9月14日、ルノー『5』(Renault 5)の50周年を祝う新たなコンセプトEVを9月22日、初公開すると発表した。このコンセプトEVは、当時のルノー5の最も伝説的なスポーツバージョンに対するオマージュになるという。

ルノー5は、フランス乗用車史上最多の生産台数を記録し、「クルマのジーンズ」と呼ばれるルノー『4』(1961年発売)の後継モデルとして、1972年に誕生した。機能性とデザイン性を兼ね備えた車として、ルノー4同様に多くの人々に受け入れられ、ルノーを販売台数で欧州首位の自動車メーカーに押し上げた。

ルノー5には、高性能モデルの『5ターボ』(サンクターボ)も用意されていた。5ターボはルノー5をベースに、エンジンをミッドシップマウントに変更。WRC(世界ラリー選手権)のグループ4 参戦のホモロゲーションモデルとして開発されたモンスターマシンだった。

ルノーは、ルノー5の50周年を祝う新たなコンセプトEVを9月22日に初公開する予定だ。このコンセプトEVは、当時のルノー5の最も伝説的なスポーツバージョンに対するオマージュ、というから、5ターボの再来になる可能性がある。

ティザー写真からは、大きく張り出したフェンダーや、大型リアウィングが確認できる。

ルノーのコンセプトEVのティザー写真《photo by Renault》 ルノーのコンセプトEVのティザー写真《photo by Renault》 ルノー5ターボ《photo by Renault》 ルノー5ターボ《photo by Renault》 ルノー5ターボ《photo by Renault》