日野自動車は9月9日、認証申請で不正行為があった大型エンジン「E13C」を搭載する『プロフィア』および『セレガ』のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象となるのは、2017年6月6日〜2022年3月4日に製造された2万1100台。
大型エンジン「E13C」は燃費測定において、燃料流量校正値を燃費に有利に働くような数値に設定し、実際よりも良い燃費値を燃費計に表示させるようにして試験を実施。技術検証により、実際の燃費性能が諸元値に満たないことも判明している。
全車両、暫定措置として、浄化率の点検を行い、基準値を超える場合は触媒を交換。また、メンテナンスノートの点検整備項目にSCR触媒の浄化率点検を追加する。なお、恒久対策が決定し次第、改めて措置を実施する。
日野、エンジン不正問題で『プロフィア』など2万1100台をリコール
2022年09月09日(金) 17時15分