KTMは9月7日、『X-BOW GT-XR』を欧州で発表した。オーストリアに本拠を置くKTM が、2008年から販売している『X-BOW』 (クロスボウ)の究極モデルで、公道走行可能なレーシングカーをコンセプトに掲げる。
ベース車両は、レーシングカーの『X-BOW GT2』。世界中のサーキットで勝利を収め、タイトルを獲得した同車をベースに、公道走行可能にしたのが、X-BOW GT-XRだ。X-BOW GT-XRの特長が、ジェット戦闘機を思わせるキャノピー。軽量で堅牢なキャノピーは、電動で持ち上がるように開く。左右のガラスドアを開くこともできる。
アウディ製の直噴2.5 リットル直列5 気筒ガソリンターボエンジン(最大出力500hp/6350rpm、最大トルク59.2kgm/5550rpm)を搭載し、後輪を駆動する。トランスミッションは7 速「DSG」を組み合わせた。乾燥重量は1130kg。最高速は280km/hに到達する。
KTM X-BOW に究極の「GT-XR」、公道走行可能なレーシングカー
2022年09月08日(木) 07時45分
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