3枚並べると180cmあるので、大人がひとり寝る分には十分な大きさ。《写真撮影 関口敬文》

2022年8月6〜7日に幕張メッセで開催されていた、クルマやアソビギアを提案する日本最大のイベント『アソモビ2022 in Makuhari』。リフトアップスプリングを数多くリリースするフォレスト・オート・ファクトリー(FAF)ブースには、車中泊用マット『FAFパーフェクトマット』が展示されていた。

このマットは医療用寝具メーカーと共同開発したとのことで、低反発でも高反発でもない正反発の素材が使われている。天然発泡ゴムでできた正反発マットは、重さと同じ比率だけ沈み、圧力と同等の力で反発するという性質を持っている。また面で押すと沈みづらく、点で押すと沈みやすいという性質も特徴のひとつ。この弾力性能が抜群の寝心地を提供するとのこと。60×55×5.5cmのマットが3枚セットになり、脱着可能なカバーは連結用のファスナー付き。価格は3枚セットで4万3780円[税込み]。

会場の説明担当者によると、今までの購入者はキャンプなどに出かける人が圧倒的に多いが、使い道としては、自宅でも使っている人が多いとのこと。寝ながらテレビを見るときなどに使うと抜群の心地よさなのだとか。車中泊でも自宅でのごろ寝でも使えるとなると決して高い価格ではない。また車中泊の次の日に登山に出かける方の話では、グッスリ寝られるので車中泊の次の日の朝のパフォーマンスが全然違うとのこと。サスペンションにこだわるフォレスト・オート・ファクトリーだけに、車内のサスペンションとも言えるマットレスにもこだわりがあるようだ。

軽ワゴンなら、2セット置けるので、ふたりで快適な睡眠を得ることができる。《写真撮影 関口敬文》 中はこのように正反発マットとスポンジが半分ずつで構成されている。正反発マットだけにすると、かなり高額になってしまうとのこと。《写真撮影 関口敬文》 自宅では座布団として使い、キャンプに行くときはマットレスとして使うなんてこともできる。正反発マットの耐久年数は10年と非常に丈夫。《写真撮影 関口敬文》 フォレスト・オート・ファクトリー(FAF)のブース。《写真撮影 関口敬文》