日本RV協会(JRVA)は、全国のキャンピングカーユーザーや業界の動向などを取りまとめたレポート、『キャンピングカー白書』の2022年度版を発表した。
近年のアウトドアブームに加え、防災用途やテレワーク用途などの需要が増加したことで、キャンピングカー市場は拡大を続けている。JRVAによれば、昨年度のキャンピングカー販売売上合計額は、新車・中古車を合わせて過去最高に達したという。特に成長が著しいのは8ナンバーのキャンピングカーで、シンクや調理器具など装備の整った車両が、感染症対策や防災対策として人気を集めていると考えられる。
また、JRVAがユーザーに対し、キャンピングカーの装備品について調査を行ったところ、電源システムに関心を寄せているユーザーが多いことが分かった。電源システムには発電機やソーラーパネル、電流を変換するインバーターなどが含まれる。テレワークをはじめ、様々なシチュエーションにおいて、車内で電化製品を使うケースが増えてきているようだ。
キャンピングカー白書の詳報は、書籍としてJRVA事務局が発売する。
なお、東京キャンピングカーショーが7月23〜24日に東京ビッグサイトで、北海道キャンピングカー&アウトドアショーが30〜31日にアクセスサッポロで開催予定だ。
キャンピングカー市場規模は過去最高に…防災・テレワーク需要など取り込む
2022年07月23日(土) 10時00分
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