ブイキューブは7月6日、シンガポールで電気自動車(EV)充電サービス関連事業を展開するCHARGE+(チャージプラス)に出資し、日本国内でのEV充電サービスへの参入を検討すると発表した。
今回出資したチャージプラスは、シンガポールでEV充電器とソフトウェアの開発と、ソリューション事業を展開している。高い技術と価格競争力によって後発ながらトップレベルのシェアを獲得している。政府公共機関や公営住宅、マンション、商業施設、タクシーやバスなどの基地への充電設備の整備を進めている。
ブイキューブは、国内で1万台以上の設置実績を持つ防音個室ブース「テレキューブ」の設置ノウハウやアプリケーション、サービスのノウハウを活かし、チャージプラスの日本国内での事業展開をサポートする。
EV充電スタンド関連事業はブイキューブが先行して取り組む防音個室ブース「テレキューブ」にビジネスモデルが類似し、機材の設置から運営サポート、予約や課金システムの提供など、これまで培った技術、ノウハウを活用できるとしている。交通機関、不動産、電力事業などビジネスパートナーとのネットワークを活かしたオープンイノベーションによる市場創出を展開する。
これら背景に移動とコミュニケーションのデジタルトランスフォーメーションを進めながら、課題が顕在化しているEV普及を実現するEV関連事業への参入を検討する。
ブイキューブ、EV充電サービス市場参入を検討…チャージプラスに出資
2022年07月09日(土) 06時15分
関連ニュース
- 国内最速クラスの超急速EV充電器、パワーエックスが丸の内イベントで展示へ…11月15-16日 (11月05日 16時15分)
- インフラ不足解消へ、住宅向けEV充電器設置用ポール、不二サッシと積水ハウスが共同開発 (11月02日 09時30分)
- 3クリックで完結する新EV充電サービス、ステランティスが欧州で展開 (10月31日 13時15分)
- EV充電器を無償で設置・運用へ、賃貸物件オーナーを支援…テラチャージとCOMPASSが業務提携 (10月18日 14時45分)
- ホンダとプラゴが提携、EV充電ネットワーク拡大へ…自動認証とオンライン決済も可能に (10月17日 14時00分)