マツダ CX-50(北米仕様)《photo by Mazda》

マツダ(Mazda)の米国部門の北米マツダは7月1日、2022年上半期(1〜6月)のアメリカ合衆国市場の新車販売の結果を発表した。総販売台数は14万2803台。前年同期比は24.5%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

乗用車系では、中型セダンの『マツダ6』が334台を販売した。前年同期比は96.7%減と、2年ぶりの減少。『マツダ3』は1万4855台を売り上げ、前年同期比は31.3%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。そんな中、マツダ3のハッチバックは、前年同期比11.3%増の8809台と伸びている。

ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系は、『CX-5』が北米マツダの最量販となる8万1804台を販売した。前年同期比は11.7%減と、2年ぶりのマイナスだ。『CX-9』は1万6180台にとどまり、前年同期比は20.2%減と3年ぶりに減少した。『CX-3』は販売を終了。『CX-30』は2万1727台を販売し、前年同期比は35.9%減だった。新型SUVの『CX-50』は、発売からおよそ3か月で、4787台と良好な立ち上がりを示す。

スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』に相当)が2800台を販売した。前年同期比は58.1%減と、3年ぶりに前年実績を下回った。


マツダの2021年のアメリカ合衆国市場での新車販売台数は33万2756台。前年比は19.2%増と、2年連続で前年実績を上回っている。

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