
小型電動モビリティを製造するタケオカ自動車工芸は18日に東京ドームシティ・プリズムホールで開幕した「BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2022〜自転車・電動モビリティまちづくり博」に、生活道路でのスムーズな配送を想定した電動運搬台車を参考出品した。
電動運搬台車は、運送会社が住宅街で利用する手押し車などに発想を得たもの。大きな荷台をハンドルの前方に設けた独特の形状で、常に確認できるため、コーナリング時などの接触を防ぎやすいのが特徴だ。
規格としては原付扱いとなり、操作性はスクーターと同じような感覚。最高速度は時速20km。運搬重量は最大90kg。登坂力は14度。1回の充電で最大25km走行できるという。
車両サイズは1600mm×650mm×1400mm。参考価格は39万円からで、今秋の製品化を計画。参考出品車両ではオプションのアルミ製ボックスや太陽光パネルが設置されている。

