フェラーリは5月17日、日本の伝統文化にインスピレーションを得て、「テーラーメイド」プログラムによってカスタマイズを行った1台限りの『ローマ』(Ferrari Roma)を発表した。
日本の藍にインスパイアされ、特別に開発された鮮やかなブルーのボディカラーは、「インディゴ・メタル」と命名された。内装は、シートトリムやカーペットに、藍色の「裂き織り」(着古した着物をほどき、布を裂いて糸にし、新しい繊維で織り直す)を使う。
シフトゲートに施された銅メッキや、デュアルコックピットの輪郭、ホイールに施された銅色は、京都で銅製茶筒を手がける開化堂がモチーフだ。センターアームレストとドアシルのプレートにあしらわれた紋章は、日本での家柄や身分を示すのに使われる「家紋」を特注したもの。狂言師がデザインし、平安時代に貴族の間で流行した乗り物の牛車の車輪と、ローマのV8エンジンの8つのピストンを組み合わせたスポークを表現している。
フェラーリが日本の伝統文化に着想、1台限りの『ローマ』発表
2022年05月18日(水) 15時30分
関連ニュース
- [15秒でわかる]メルセデスAMG『GT』新型…ハイパフォーマンスクーペは意外にも4人乗り可 (04月15日 08時30分)
- 最強モデルは後輪駆動で電動化もなし!? メルセデスAMG『GTクーペ』次の一手とは (04月10日 21時00分)
- C&Eクーペを統合した新世代の2ドアクーペ、メルセデスベンツ『CLE200クーペ』登場![詳細画像] (04月08日 18時00分)
- メルセデスAMG『GTクーペ』新型が日本上陸…トップパフォーマンスモデル (04月03日 12時15分)
- メルセデス AMG GLC 43 クーペ、日本で発売開始…価格は1271万円 (03月29日 17時15分)