いすゞ自動車は、小型トラック『エルフ』など3車種について、エンストしてしまうおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは、いすゞ『エルフ』、日産『アトラス』、マツダ『タイタン』の3車種で2019年6月3日〜2021年5月29日に製造された6万2387台。修理で対象となる部品が組付けられたエルフ136台および組付けられた車両が特定できない部品10個も対象となる。
対象車両は、エレクトロニックドライビングユニット(EDU)の電気回路が不適切なため、車両の電装部品から発生する電気ノイズによりEDUが誤作動することがある。そのため、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、エンストに至るおそれがある。
改善措置として、全車両、EDUおよびエンジン制御ユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正する。
不具合は118件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
いすゞ エルフ など、6万2000台をリコール…EDU不具合でエンストのおそれ
2022年04月19日(火) 10時45分
関連ニュース
- いすゞ自動車、2030年商用モビリティ変革へ---中期経営計画『IX』策定 (04月03日 15時37分)
- いすゞ自動車の“2024年問題”、「年功序列型」人事制度を撤廃[新聞ウォッチ] (04月03日 08時45分)
- [15秒でわかる]UDトラックス『カゼット』新型…ペースがいすゞエルフに (12月22日 07時00分)