
ポルシェ(Porsche)は4月14日、2022年第1四半期(1〜3月)のEVの世界販売の結果を発表した。総販売台数は9470台。前年同期比は4.4%増だった。
9470台の販売台数は、『タイカン』と『タイカンクロスツーリスモ』を合計した数字だ。タイカンクロスツーリスモは、タイカンの派生車種で、オフロードテイストを強調したクロスオーバーEVとなる。
また、『タイカンスポーツツーリモ』も追加された。同車は、タイカンクロスツーリモがベースだ。オフロードテイストのパーツを取り去り、オンロード志向が強調されている。タイカンシリーズの9470台の販売台数は、ポルシェを代表するスポーツカーの『911』シリーズの9327台を上回る結果だ。
ポルシェは現在、「プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)」をベースに構築された最初のポルシェとして、フルEVの次期『マカン』を開発している。同車は2023年にデビューする予定だ。
ポルシェの2021年のEVの世界販売台数は、4万1296台。前年実績に対して、2倍以上の伸びとなった。




