中国電力は4月4日、広島県の協力を得て「完全自立型EV(電気自動車)シェアリングステーション」の実証事業を開始すると発表した。
実証事業は、電力系統から完全に分離・独立したソーラーカーポートと蓄電・制御システムを一体化したシステムを活用する。太陽光発電電力だけで運用するEVステーションに、カーシェアリングサービスを組み合わせた世界初の取り組みとなる。複数の法人と周辺住民に対してEVシェアリングサービスを提供する。
完全自立型EVシェアリングステーションを活用することで、電力系統からの電力供給が困難な場所や電気工事の施工費用が高額となる場所などにEV導入の選択肢拡大を推進する。また、電力系統から完全に分離・独立したソーラーカーポートの商品化を検討する。
完全自立型EVステーションは広島県立広島産業会館(広島市南区)に設置し、4月から5年程度運用する予定。シェア車両として日産の『リーフ』、マツダの『MX-30 EVモデル』をそれぞれ1台ずつ配車する予定。
太陽光発電だけで運用、完全自立型EVシェアリングステーション
2022年04月09日(土) 16時00分
関連ニュース
- 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】内燃機関に「未来はある」…諸星陽一 (01月07日 12時00分)
- 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】航続およそ770km、実質300万円台前半から。これが「真打ち」だ…中村孝仁 (12月10日 12時00分)
- 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】ロータリーエンジンを発電だけに使うってどういうこと?…岩貞るみこ (12月04日 19時00分)
- 日産 リーフ 、2024年モデルを発表…EVの税額控除の対象に (10月18日 18時00分)