零式人機 2.0《写真撮影 中尾真二》

3月9〜12日に東京ビッグサイトで開催された「2022国際ロボット展」は、産業ロボットやFA(ファクトリーオートメーション)技術がメインだが、東7、8ホールではさまざまなアプリケーションロボの展示でにぎわっていた。

ホンダやZMPのブースもここにあった。このホールはパーソナルモビリティや生活に密着したAGV(無人搬送車)、ロボカーの展示が目立つ。その分、ロボットアームやコンベアなどとは違って、一般の人にも楽しめるような会場となっていた。

クレーンのアタッチメントの代りに人型の大型ロボを取り付けた「零式人機 ver.2.0」や、ボストンダイナミクスのスポットを利用したアプリケーションロボも数社が展示していた。最近ファミレスなどで見かける配膳ロボのメーカーも出展していた。

他にもミシュランレストランのシェフの盛り付けを再現するロボや大学研究室のブースなどもあり、その一画はさながら「Makers Fair」のような盛り上がりを見せていた。バイバイワールドはイベントや集客ロボ「ビッグクラッピー」のデモで注目を集めていた。

明和電機もブースを出しており、オタマロイドというオタマトーンを演奏するロボットと、各種楽器の演奏ロボとのセッションを行っていた。

零式人機:高所で重機作業が必要なところで威力を発揮《写真撮影 中尾真二》 オタマトーンを演奏するオタマロイド《写真撮影 中尾真二》 ZMPのロボカー《写真撮影 中尾真二》 明和電機のブース《写真撮影 中尾真二》 オタマロイド《写真撮影 中尾真二》 ボストンダイナミクスのスポット《写真撮影 中尾真二》 盛り付けロボ《写真撮影 中尾真二》 ビッククラッピー《写真撮影 中尾真二》 オムロンの卓球ロボ《写真撮影 中尾真二》 川崎重工が展示していた手術ロボ「HINOTORI」《写真撮影 中尾真二》