Ring Racing ドライバーと参戦車両《写真提供 TOYO TIRE》

TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は、5月26日から29日に開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」、および3月26日に同サーキットで開幕する「NLS耐久シリーズ」に参戦すると発表した。

同社が欧州でのレース活動の中心として取り組むニュルブルクリンク24時間耐久レースは、世界でも過酷な耐久レースとして知られている。ニュルブルクリンクは全長約25kmのサーキット。GPコースと呼ばれる約5kmの通常サーキットと、ノルドシュライフェ(北コース)と呼ばれる約20kmのサーキットで構成され、特に北コースは約300mの高低差があり、170か所を超えるコーナーや外側の傾斜面を高くしたヘアピンカーブが待ち受けている。山間部特有の急な天候変化に見舞われやすく、このコースを24時間走る同レースには、自動車やタイヤの総合的な性能を追求する場として多くのメーカーが参戦している。トーヨータイヤは同レースに向け、同じサーキットで行われるNLS耐久シリーズにも出走する予定だ。

トーヨータイヤは今年から参戦体制を刷新し、ニュルブルクリンク近郊で10年以上に渡りレース活動や車両製作を手がけるレースチーム「Ring Racing」とパートナーシップ契約を締結。同社が投入するトヨタ『GRスープラGT4』向けにレースタイヤを開発、供給し、トーヨータイヤブランドの訴求を図る。

TOYOTA GR Supra GT4《写真提供 TOYO TIRE》