ロボデックス製ドローン《写真提供 ジェイテクト》

ジェイテクトは、3月16日から18日に東京ビックサイトにて開催される「第13回[国際]二次電池展〜バッテリージャパン〜」に出展する。

ジェイテクトは、持続的成長の柱となる新領域として、高耐熱リチウムイオンキャパシタの商品化を推進してきた。高耐熱リチウムイオンキャパシタは、同社特許技術により、動作温度範囲−40〜85度を世界で初めて実現し、自己発熱(ジュール発熱)に伴う性能劣化を大幅に抑制。その結果、高負荷連続使用が可能となり、大電流での電力アシスト、電力回生、瞬間停電・電圧低下補償、急速充電、バックアップなど幅広い活用が可能となっている。キャパシタは自動車のみならず、工作機械、建設機械、鉄道、電力インフラ、交通インフラなど様々な領域での活用が期待されている。二次電池展ではセル単体から搭載実例などを紹介する。

高機能型電動パワーステアリング(EPS)用補助電源システムでは、高出力化、電圧補償、電源バックアップ機能を実現。安全で快適な自動車の自動運転化、電動化に貢献する。また、このEPS用補助電源システムを改造し、ロボデックス社製の水素燃料電池ドローンの補助電源として搭載。上昇速度・加速力の向上、姿勢制御の強化は高出力機能として、電源失陥時はバックアップ機能として貢献している。

高耐熱リチウムイオンキャパシタ セル《写真提供 ジェイテクト》 高耐熱リチウムイオンキャパシタ モジュール《写真提供 ジェイテクト》 高機能型 電動パワーステアリング用補助電源システム《写真提供 ジェイテクト》