ミスティック・ミニポップビー(ジャパンキャンピングカーショー2022)《写真撮影 大野雅人》

もはやここまでくると「小さな移動カフェを所有する」という感覚か。このMYSミスティック『Mini POP Bee』のまわりを囲む人たちのなかには、「うわーっこれめっちゃかわいい! わたしこれがいい!」とパートナーにねだる声が……。

山梨県甲斐市に本社・工場をかまえるMYSミスティックは、ジャパンキャンピングカーショー2022(幕張メッセ、2月10〜13日開催)で、「Mini POP Bee」(ミニポップ・ビー)にオプションをガッツリつけたデモカーを展示した。

このデモカーは、トヨタ『ピクシストラック』(=ダイハツ『ハイゼットトラック』)をベースとした4人乗り軽キャンパーだ。乗車定員4人・就寝定員4人。まず標準装備は、バンクベッド(大人2名)、ダイネットソファーベッド(大人1名/子ども1名)、ダイネットテーブル(脱着式 ベッド板兼用)、エントランスドア(ネットスクリーン付き2重ドア)、左右ウィンドウ(網戸付き跳ね上げウィンドウ)、カーテン(遮光性生地)、室内照明(LED 2か所)、エントランスランプ(1か所)、シンク(給水・排水タンク 各16L)、サブバッテリ−(105A 1個)、電源(外部電源取入口・12Vソケット・100Vコンセント)、インバーター(300W)。

これだけでも、かなり居心地のいい移動ワンルームが実現するのに、さらにここから「自分だけの移動カフェ系オプション」がつく。

まるでおしゃれなキッチンカーを思わせるサイドオープンテーブル(5万1920円)やサイドオーニング(13万2000円)は、穏やかな気候のなかであれば、どんなフィールドに連れて行っても“絶景カフェ”になる。

そのほか、リアステップ&ナンバー移設キット(6万6980円)や、ファンタスティックファン サーモあり(6万1160円)、充電器機能付き100V→12Vコンバーター(7万2600円)、希望色にペイント・ホイールキャップ・車内シート張替え・ポップアップテント生地張り替えの「カスタム仕様」(40万4800円)などがついて、このデモカーでまるっと総額417万円。

400万円台前半で、自分だけのおしゃれカフェ&4人眠れる居住空間が手に入るとなると、「これがいい!」と迫られるパートナーも、真剣に考えてしまうかも……。

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