ViO30-6 ブレード3DMC仕様《写真提供 ヤンマーホールディングス》

ヤンマー建機(YCE)は1月5日、同社で初めてマシンコントロール機能を搭載した後方超小旋回ミニショベル『ViO30-6 ブレード3Dマシンコントロール(3DMC)仕様』を発売した。

新機種は『ViO30-6』をベースに、チルトアングルブレードと、自動整地システムを新たに搭載する。熟練者でなくても高精度な敷き均し作業が可能となったほか、丁張りも不要。小規模な駐車場や道路の補修工事等、日本国内特有の狭小な現場での効率的な整地作業に貢献する。

また、自動整地作業中の上部体旋回や4tスライダートラックに積載して輸送できるなど、作業の安全性や利便性の面でも顧客の負担軽減を実現。さらにクレーンを標準装備しているため、この機械1台で、「掘る・吊る・均(なら)す」の三役を担うことができるようになっている。

価格は2417万8000円。

3Dマシンコントロールによる作業現場イメージ《写真提供 ヤンマーホールディングス》