ホンダ レブル1100 DCT《写真提供 本田技研工業》

ホンダは12月16日、大型クルーザー『レブル1100』などのラジエターキャップに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは『レブル1100』、『CB400スーパーフォア』、『CB400スーパーボルドール』、『CBR1000RR-R』の4車種で2021年4月12日〜8月26日に製造された2554台。

対象車両は、ラジエータキャップを成型する金型の管理が不適切なため、フィラーネックとの掛かり代が小さくなり、シール性が不足したものがある。そのため、そのまま使用を続けると、オーバーフローチューブから高温の冷却水が噴き出し、最悪の場合、火傷するおそれがある。

改善措置として、全車両、ラジエータキャップを良品と交換する。

不具合は56件発生、軽症事故が1件起きている。市場からの情報によりリコールを届け出た。

ホンダ CB400スーパーフォア《画像:本田技研工業》 ホンダ CBR1000RR-R《画像:本田技研工業》 改善箇所《図版提供 国土交通省》 対象車両《図版提供 国土交通省》