メルセデスベンツ Sクラス(参考画像)《photo by Mercedes-Benz》

メルセデス・ベンツ日本は12月2日、『S400d 4マチック』と『S500d 4マチック』のエアバッグに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2020年8月10日〜2021年10月6日に輸入された2871台。

対象車両は、助手席の着座検知装置において、エアバッグコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、作動が停止することがある。そのため、人が着座しているにもかかわらず着座を検知しないため、衝突時にエアバッグが展開しないおそれがある。

改善措置として、全車両、エアバッグコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

不具合は7件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《写真提供 国土交通省》 対象車両《写真提供 国土交通省》