
NEXCO中日本、中日本エクシス、岩谷産業は、東名高速道路・足柄サービスエリア(SA)(下り)に、2023年春の開業を目指して水素ステーションを設置すると発表した。高速道路のSA・パーキングエリア(PA)に水素ステーションを設置するのは全国で初めてとなる。
水素で走行可能なFCV(燃料電池自動車)は、新たな環境対応車として注目が高まっている。FCVは排ガスを発生させない環境対応車であるとともに、ガソリンに比べてエネルギー効率が高く、短時間充填で長い航続距離が確保できるなど多くの特長があり、次世代の環境対応車として期待されている。
東名 足柄SA(下り)に新設する「イワタニ水素ステーション 足柄SA(仮称)」は敷地面積約1000平米で供給方式は液化水素貯蔵(オフサイト型)。大型トラックにも短時間で充填可能な平均300Nm3/hの供給能力を備える。
今後は足柄SA(下り)に設置する水素ステーションの利用状況やFCVの普及状況などを踏まえ、高速道路のSA・PAへの設置を検討していく。


